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ロボ産業の人材育成 プログラミング教育導入 新年度から小中学校

 南相馬市は平成29年度、市内の小中学校でプログラミング教育を導入し、ロボット産業などに将来携わる人材を育成する。同年度内に市内の全小中学校が参加し、全国規模の大会につながるプログラミング大会を開く。市内では福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の中核的施設となるロボットテストフィールドの整備が決まっており、若い世代を育成し「ロボットのまち」として復興を加速させる。

 市内の小学校12校の4~6年生と中学校6校の全学年が対象。小学校は総合的な学習の時間、中学校は技術の授業を利用する方針だ。プログラミングの技術とともに論理的思考力や問題解決能力を養う。
 授業にはソフトバンクから3年間、無料貸与される約110台の人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用する。専用ソフトを使ってプログラミングし、ペッパーに言葉を話させ、体を動かすように指示を出す。
 大会は年内にも開き、各校の授業で児童・生徒が制作したペッパーのアプリケーションや関連する取り組みを発表する。各校の代表チーム1組が出場し、小学、中学のそれぞれの部門で競う。優勝校が来年2月にソフトバンクが主催する全国大会に進む。優勝すると米国のシリコンバレーに招待される予定で、最先端の技術を学ぶことができる。
 文部科学省が平成32年に小学校でプログラミング教育を必修化する方向で検討しており、今回の市の取り組みはソフトバンクの協力により全国に先駆けて実施する。
 桜井勝延市長は「プログラミング教育の先進地を目指し、『ロボットのまち南相馬』から世界へ羽ばたく研究者や技術者を輩出したい」と話している。

カテゴリー:2017 南相馬市

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