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「学びの森」4月使用再開 富岡町文化交流センター にぎわいや産業創出へ

復旧作業が進む学びの森
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示について、政府が4月の一部解除方針を示している富岡町で、町は町文化交流センター「学びの森」を当初計画よりも1早く4月に使用再開し、にぎわいや産業の創出に活用する。隣接地に4月開所予定となっている、政府の福島・国際研究産業都市(イノベーションコースト)構想の拠点施設「廃炉国際共同研究センター国際共同研究棟」に関するイベントも開催し、関連産業の集積も目指す。
 学びの森は平成16年10月に開館した。500人収容の大ホールをはじめ、歴史民俗資料館、図書館、茶室などを備える複合施設でイベントや生涯学習などに幅広く活用されていた。東日本大震災では目立った被害はなく、東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が出るまで町災害対策本部が設置された。だが、長期避難による経年劣化で配管から水漏れし、床や天井、壁などが破損した。
 町が27年9月に策定した「復興拠点整備アクションプラン」では、学びの森の利用再開を30年4月としていた。だが、隣接地に日本原子力研究開発機構(JAEA)が国際共同研究棟を今年3月までに整備することなどから、町は再開時期を前倒しした。現在は4月開館に向け、建物内部の復旧作業や周辺の除染を進めている。
 町は開館後、民間団体や町民らによる交流イベントやコンサートなどを通じて、震災前のにぎわいを取り戻す拠点とする。国際共同研究棟の成果を発信する国際会議などでも活用する。

カテゴリー:2017 富岡町

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