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25日、請戸に漁船帰還 南相馬に避難の26隻「復興への第一歩」

請戸地区の漁船が係船される真野川漁港で思いを語る鈴木さん
 東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の影響で南相馬市の真野川漁港に係船している請戸地区(浪江町、南相馬市小高区)の漁船26隻は25日、本来の港である浪江町の請戸漁港に戻る。漁業者は「これが復興への第一歩」と決意を新たにしている。

 同町請戸出身の漁業鈴木幸治さん(63)は18日、請戸地区の漁船が並ぶ真野川漁港に立っていた。弟が所有する漁船「寿々丸」を見詰め、「請戸の港に入るのは感慨深い」と目を細めた。
 鈴木さん一家は代々漁業を営んできた。幸治さんは町役場に勤務していたが、「手足が動くうちに自分も海に出たい」と53歳で漁師となった。だが、わずか5年後に震災が漁船と生業(なりわい)を奪った。あれから6年、ようやくスタートラインに立てると感じている。現在は町議としても町の再生に尽力する立場にいる。「請戸漁港が復興の象徴になるはず。請戸の魚が、再び築地で取引されるようになってほしい」と力を込めた。

カテゴリー:2017 浪江町

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