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全国11町村・団体と連絡協設立へ サルナシ販路拡大

 玉川村は7月末、サルナシを栽培している全国の11町村・団体と初の全国組織「全国さるなし連絡協議会」を設立する。情報を交換して栽培の促進、果実や加工品の販路拡大につなげる。開催を予定しているサルナシサミットは、協議会設立に合わせて開く。協力体制を構築しながら、村特産のサルナシの魅力を全国に発信する。
 県内から連絡協議会に参加するのは玉川村の他、村内の四辻(よつじ)サルナシ生産組合と玉川さるなし生産組合、道の駅たまかわを運営する第三セクター「こぶしの里」、南会津町の農業団体アジプロファーム。県外からは岩手県軽米町、山形県飯豊町と西川、長野県小谷村、岡山県新庄、新潟県の十日町さるなし栽培組合が加盟する。
 玉川村の栽培面積は約2・8ヘクタールで、連絡協議会に参加予定町村の中では最大の規模となる。協議会は7月30日に村内で設立総会を開催し、会長に石森春男村長が就く予定。村を含め、全国の産地は生産者の高齢化が課題となっており、連絡協議会で協力し、生産拡大のために新規就農者の情報収集などに努める。
 サミットは村内のたまかわ文化体育館を会場に開催する。生産者ら数百人が参加する予定で、サルナシの健康効果などを研究している岡山大大学院の有元佐賀恵(さかえ)准教授が基調講演する。会津若松市の山際食彩工房の山際博美代表がサルナシを使った6次化商品を提案する。参加町村・団体がそれぞれの取り組みや加工品などを展示するコーナーも設ける。
 平成30年度以降は連絡協議会として首都圏などでの広報活動に取り組み、販路拡大を進める。
 玉川村のサルナシ栽培は約30年前に始まった。葉タバコ農家の減少に伴い、村内四辻地区で自生していたサルナシの栽培を村が奨励し、全国有数の産地に成長した。サルナシはマタタビ科のつる性落葉樹で、ビタミンCが豊富に含まれている。サルがあまりのおいしさに食べてなくなってしまうためサルナシと名付けられたといわれている。

カテゴリー:2017 玉川村

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