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幻の酒米「京の華1号」復活 来月に純米吟醸発売 会津清酒新ブランドに 辰泉酒造

純米吟醸辰泉「京の華1号」を手にする新城さん
 会津若松市の辰泉酒造は幻の酒米といわれる会津産「京の華1号」を復活させ、4月に「純米吟醸辰泉『京の華1号』」を発売する。会津清酒の新たなブランド誕生に期待が高まる。

 辰泉酒造から委託された市内の農業谷邦弘さん(59)と同弓田秀一さん(59)が平成27年から栽培を始めた。1年目は県が保管する元種20グラムを譲り受け、種を増やすために作付けした。昨年は約50アールに植え、翌年使う種を採るとともに酒米約1トンを収穫した。
 昨年秋に酒米を仕込み、先日、新酒約1000リットルが初めて完成した。甘み、酸味、うま味、苦みのバランスのとれたコクのある味わいに仕上がった。記念酒として4月上旬に出荷する予定だ。辰泉酒造の新城壮一代表社員(52)は「これをスタートに味に磨きをかけたい。酒どころ会津の新たなブランド品が目標」と力を込める。
 会津地方で品種改良された「京の華1号」は昭和41年、生産量が減少したため県の奨励品種から外れた。辰泉酒造は60年から「京の華1号」を使った酒を製造してきたが、作付けを重ねるたびに不良株の混入などでコメの品質が変化。コメ本来の味を極めた酒を造るため、改めて元種から酒米復活に挑戦した。

カテゴリー:2017 会津若松市

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