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帰還困難区域内の国指定史跡 清戸●横穴を3D化 貴重な文化財、画像で後世に

 双葉町は東北大の協力を得て町内の国指定史跡「清戸●(きよとさく)横穴」を3D画像として保存する活動に乗り出した。
  ※●は延のツクリが白

 横穴は新山地区の双葉南小敷地内にある。7世紀に造られた古墳で、内部には人物や動物、渦巻きを描いた赤褐色の彩色壁画がある。
 東京電力福島第一原発事故前は温度や湿度のデータが町歴史民俗資料館に送信され、逐一状況確認ができた。事故後は電気が通っていないため、リアルタイムでの確認ができない状態になっている。新山地区は帰還困難区域で、将来にわたっての維持管理が難しい状況にある。貴重な文化財の継承のために、被災地の支援を続けている東北大の提案で保存活動の実施が決まった。
 2月に測量を実施した。平成29年度は6月に山形県で開かれる文化財科学会で東北大が成果を発表するほか、一般公開に向けた活動を続ける。
 町教委生涯学習係長の吉野高光さん(56)は「町の誇りとして、復興の足掛かりにしたい」と語った。

カテゴリー:2017 双葉町

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