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広野中野球部が復活 中体連勝利目指し練習

中体連地区大会での勝利を目指し練習に励む広野中野球部の部員
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で6年間、休部していた広野町の広野中野球部が4月に復活した。部員は6月の中体連相双地区大会での勝利を目指し、練習に励んでいる。

 広野中野球部は震災と原発事故前、双葉郡内屈指の強豪校だった。避難生活などで生徒数が減少したため休部状態が続いていた。6年が経過し、今年4月には生徒数も83人と徐々に回復してきたため、野球部を復活させた。
 部員は唯一の2年生の鈴木健太主将(13)と1年生エースの園部寛太さん(12)ら1年生10人。正規の野球部員は7人だが、クラブチームでサッカーに取り組む4人も助っ人として練習に参加している。
 練習はスクールバスの時間があるため、平日の午後4時20分ごろから午後5時半までの約1時間が中心。校舎隣の町総合グラウンドで行っている。ランニングやキャッチボール、守備練習、打撃練習と基本の練習が中心だ。
 部員の中には野球未経験者も多い。佐藤一彦顧問(57)が野球のルールやボールのさばき方などを1つ1つ丁寧に教えながら練習を進めている。「声を出していこう」「フライが上がったら周りが指示を出して」。鈴木主将や園部さんらが部員に声を掛け、アドバイスしている。
 鈴木主将は「人数は少ないが声を出し、盛り上げるようにしている。相双地区大会では良い試合をして1勝したい」と言葉に力を込める。
 佐藤顧問は「まだまだ試合に出られるレベルではないが、生徒が野球を楽しいと思ってくれればいい。長い目で生徒を育てたい」と話している。

カテゴリー:2017 広野町

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