59市町村応援プロジェクト

  • Check

沖縄とも共通の苧麻文化 自然との調和卒論で迫る 昭和村観光協会須田雅子さん

昭和村と沖縄県の苧麻をテーマに卒論をまとめた須田さん
 昭和村観光協会に今春から勤務している須田雅子さん(49)=東京都出身=は京都造形芸術大通信教育部芸術学科芸術学コースの卒業論文で、昭和村と沖縄県に共通する苧麻(ちょま)を通じた暮らしと文化をエッセーでまとめた。

■魅力発信に向け意欲
 タイトルは「苧麻をめぐる物語-奥会津昭和村と宮古・八重山の暮らしと文化-」。昭和村で「からむし」、沖縄県では「苧(ぶー)」と呼ばれる苧麻に関わる人たちと、苧麻が草から布になる工程を追いながら、2つの地域に受け継がれた自然と調和した暮らしなどに迫っている。論文は村内のファーマーズカフェ大芦家とやすらぎの宿とまり木の2カ所で閲覧できる。
 須田さんは論文の研究の一環で2015(平成27)年5月に村を訪れ、からむし織と自然豊かな山村の魅力に引かれて同9月に移住した。今年3月に大学を卒業し、観光協会で魅力発信に努めながら、今度は村内の80~90代のお年寄りから村に伝わる風習などに関する話の聞き取りを進めている。
 高齢化が進み、今やらなければ先人が受け継いできた多くの文化が失われてしまうのではないかとの思いがある。後世にしっかりとした形で残したいと本にまとめるつもりだ。「活動を通じ、からむしとともにある暮らしを守りたいと思う人を1人でも増やしたい」と願っている。

カテゴリー:2017 昭和村

「2017 昭和村」の最新記事

>> 一覧

59市町村応援プロジェクト 2017の最新記事

>> 一覧