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「地域のつながり戻す」 初の協力隊員・川島さん 新聞作り構想

「人と人を橋渡しする存在になりたい」と話す川島さん
 川島慶之さん(27)=仙台市出身=は葛尾村で初の地域おこし協力隊員として、5月から村復興推進室を拠点に活動している。村で生活を始めて4カ月目を迎え、「避難によって希薄になってしまった地域のつながりを取り戻したい」と意気込む。

 「過疎地域での建造物が果たす役割に興味があった」。郡山市の日大工学部で建築を学んだ。同大大学院を卒業し、いったんは宇都宮市の建築設計事務所に就職。建築物の役割について興味が尽きず、退職して研究論文をまとめていた時、大学院時代に師事した教員から紹介を受けて協力隊に応募した。
 協力隊の主な任務は会員制交流サイト(SNS)のフェイスブックを通した情報発信や交流イベントのサポート、空き地・空き家バンクの取りまとめ。葛尾村盆踊りや郡山女子大が行っているエゴマ栽培などの取り組みを手伝い、写真を撮影してフェイスブックに投稿している。空き地・空き家バンク開設に向けては住民アンケートを計画し、9月に第1回意向調査を行う。
 活動を通して住民に覚えてもらい、直接会話することの大切さを学んだ。高齢者が多い村ではSNSより紙の方が伝わると考え、村内のニュースや協力隊の活動をまとめた新聞を作る構想を練っている。「まだ帰還している住民は少ないが、人と人を橋渡しする存在になりたい」と話す。
 建築分野では村と日大工学部が連携協定を結び、復興交流館の建設や蔵の再整備などを進めている。「交流施設の在り方について積極的に関わりたい」と意欲的だ。

カテゴリー:2017 葛尾村

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