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郷土藩士の遺品公開 10月に町教委戊辰戦争150年、戦いぶりに光 町内有志が研究、顕彰

奥州棚倉藩評定で公開する刀の拵え
 2018(平成30)年に戊辰戦争から150年を迎えるのを前に、城下町の棚倉町では新政府軍と戦った棚倉藩士に注目が集まっている。町教委が今秋のイベントで、所蔵する藩士の遺品を公開する。町内の有志が藩士の戦いぶりを研究、顕彰している。

 町教委は10月7日午後2時から町文化センターで奥州棚倉藩評定を開き、歴代藩主の子孫による評定などを企画する。今回は会場内で戊辰戦争にちなんだ展示会を同時開催する。白河から棚倉へ進軍してきた新政府軍を棚倉町の逆川で迎え撃ち、現場で指揮を執ったとされる棚倉藩士、酒井金左衛門重孝の刀の拵(こしら)えと酒井家の分限帳を公開する。 
 棚倉藩士による精鋭部隊「十六ささげ隊」にも熱い視線が注がれている。部隊は阿部内膳を隊長とする16人で構成され、白河城(小峰城)を巡る合戦では地の利を生かした遊撃戦を展開し、新政府軍から恐れられたとされる。
 一方、その奮闘ぶりについては明らかにされていない部分が多い。町伝統文化活性化実行委員会長の菅原海淳長久寺住職(70)を中心とした有志4人が5月に研究をスタートさせ、激動の時代を生きた先人の足跡をたどっている。メンバーの1人で町教委学芸員の藤田直一さん(46)は「150年を契機に、町民に郷土の歴史を知ってもらいたい」と話した。

カテゴリー:2017 棚倉町

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