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見守り兼ね無料宅配 高齢者中心に希望世帯倍増 村商工会運営の「すまいる」

宅配の日を楽しみにしている安正さん(左)とユワ子さん(中央)
 鮫川村商工会が運営する商業施設「村民(みんな)の店 すまいる」は2013(平成25)年11月のオープン以来、毎週の宅配・移動販売を希望する村の世帯が当初から倍増。2017年度で103世帯となり、100世帯を超えた。お年寄りの見守りを兼ねた配達サービスへの期待は高まっている。

■店内ではサロン開催

 従業員が平日、日替わりで地区ごとに巡回し、計103世帯へ商品を届けている。宅配は無料で条件もないため、高齢者を中心に需要を伸ばしている。全体の売り上げは2014年度が3205万円だったが、2016年度は4384万円に増えた。
 毎週宅配を依頼する中川西安正さん(85)とユワ子さん(83)夫妻は「買い物に行く足がないので便利。買いたい物を考え、合計金額を計算するのも老化の防止になる」と喜ぶ。7月には、すまいるの従業員が配達先で具合の悪そうだった、お年寄りの異変に気がつき、村に通報して大事に至らなかったケースがあった。この他、店内にある交流スペースで高齢者対象のサロンを定期的に催している。
 村商工会は村中心部に位置する旧ミニスーパーをすまいるに改修した。約50平方メートルの平屋の店内で、主に村商工会加盟の17事業所から仕入れた日用品や雑貨、食品、衣類などを扱っている。仕入れ商品に対して、10%の販売手数料を得ている。村からの補助金を、地元で雇用した従業員5人の人件費や店舗の光熱費などに充てている。
 関根政雄商工会長(61)は「村民との対話を重点に置き、サービスの観点から利用者を増やしたい」としている。

カテゴリー:2017 鮫川村

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