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菜種、エゴマ栽培開始 鏡石町、モデルほ場開設 採油し活用

 鏡石町は24日、耕作放棄地の解消と新たな地場産品の創出に向けて菜種とエゴマの栽培事業を始めた。「かがみいし油田計画」と銘打って町内にモデルほ場を設けた。搾った油は学校給食をはじめ町内の家庭や飲食店で活用してもらう。廃油を回収・精製してバイオディーゼル燃料として再利用し、循環型社会の実現につなげる。
 モデルほ場は町内の笠石、成田、東町の3地区に計約70アールを整備した。24日、東町地区で町職員とボランティアが菜種の種3キロをまいた。来年7月にも初の収穫を迎える。来年春にはエゴマ栽培を開始する方針。
 除草や育苗など生育に比較的手間が掛からない菜種と、健康食として人気のエゴマを栽培作物に選んだ。町は町内の生産者に耕作放棄地での栽培を勧め、向こう5年間で作付面積を5ヘクタールに拡大する計画だ。9月定例町議会に種の購入費など約28万円を計上した。
 菜種油は、学校給食の調理で揚げ物などに利用するほか、町内の家庭や飲食店に提供する。町は使用後の廃油を収集し、民間企業に委託してバイオディーゼル燃料に精製。公用車などの燃料に利用するほか、農業機械の燃料として農家に販売する。エゴマは六次化商品として商品化する。販売主体や販路などは今後検討する。
 遠藤栄作町長は「新たな産品づくりと循環型社会を形成できる上、菜の花による景観向上も見込める。計画を実現させたい」と期待している。

カテゴリー:2017 鏡石町

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