59市町村応援プロジェクト

  • Check

「白河口の戦い」に光 漫画や記念誌、合同慰霊祭... 実行委戊辰150周年へ機運高める

 白河市や市内の歴史団体などでつくる白河戊辰150周年記念事業実行委員会は旧幕府軍と新政府軍が激戦を繰り広げた「白河口の戦い」に光を当て、戊辰150周年に向けて機運を高める。漫画や記念誌の発行、10月の記念講演会や来年7月の合同慰霊祭の開催を通じて白河の歴史を伝える。
 漫画は次世代を担う子どもたちに「白河口の戦い」を伝えるために作る。市内在住の漫画家・端野洋子さん(42)が手掛け、小学校に通う子どもが幕末にタイムスリップし、白河口の戦いを目の当たりするストーリーにする。遊撃戦を展開した棚倉藩の精鋭部隊「十六ささげ隊」との交流を描き、今年度内に完成させ、市内の小学5年生と中学2年生に配布する。
 記念誌は「戊辰白河戦争(仮称)」のタイトルで通史編、史料編、資料編の三部構成。通史編は戊辰戦争開戦前夜から始まり、白河口の戦いの経緯などを詳しくまとめる。史料編は1941(昭和16)年に発行された「戊辰白河口戦争記」(佐久間律堂著)を基に戊辰戦争を経験した人々の体験談をまとめる。資料編は白河市内にある慰霊碑の写真などを掲載する。漫画も記念誌も一般販売する計画だ。10月25日にコミネス、同26日には棚倉町文化センター倉美館で記念講演会も開く。
 白河口の戦いでは両軍合わせて約1000人が亡くなり、戦死者を敵味方分け隔てなく弔った歴史がある。来年7月には山口県萩市や鹿児島市の関係者を招待してコミネスで合同慰霊祭を催す。実行委員会長の人見光太郎NPO法人しらかわ歴史まちづくりフォーラム理事長(74)は「白河は慰霊の地でもあり、その歴史を後世に伝える機会にしたい」と話している。

カテゴリー:2017 白河市

「2017 白河市」の最新記事

>> 一覧

59市町村応援プロジェクト 2017の最新記事

>> 一覧