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空き家を共同住宅に 高齢者世帯 冬の生活支援 年内供用へ

 金山町は高齢者世帯の冬の生活支援を主目的に空き家を共同住宅に改修し、年内の供用開始を目指す。冬場の除雪作業を軽減するとともに、閉じこもりによる健康被害を防止し、高齢者が安心して暮らせる環境をつくる。春から秋は体験住宅として町外の移住希望者を受け入れるほか、町民もイベントなどで活用できる多目的施設とする。
 共同住宅は木造平屋で延べ床面積は94平方メートル。町内の65歳以上の一人暮らしか、夫婦が4~5人のグループで生活する。屋内は16畳のリビングダイニングキッチン、6畳の部屋が3室、8畳の部屋が1室の4LDKに改装する。JR只見線の会津横田駅の目の前に位置し、徒歩圏内に買い物ができるスーパーもある。
 町は8月に所有者から空き家と土地を購入し、今月から改修工事に入り、入居可能になり次第、受け入れを始める。総事業費は約2000万円で国土交通省の空き家対策総合支援事業交付金を活用する。
 高齢者が利用しない春から秋にかけては、町内への移住を進めるための体験住宅とする。町民にも貸し出し、地域活動でコミュニティーの醸成にも役立ててもらう。
 家賃はかからないが、水道光熱費などの実費として4部屋利用で1泊2日5000円、2週間3万円、1カ月6万円を予定している。
 金山町の高齢化率は2015(平成27)年国勢調査で57・5%と県内で最も高い。共同住宅を整備する横田地区は冬は積雪が2メートルにも達する豪雪地帯。高齢者にとって住宅周辺の除雪作業は大変な重労働になる。
 町は共同生活で心身の負担を減らし、健康な生活を送ってもらおうと共同住宅の整備に乗り出した。横田地区の1棟をモデルとして活用し、高齢化が進む過疎地の新たな暮らし方を提案する。

カテゴリー:2017 金山町

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