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そば文化広めたい 打ち方から食べ方まで指導 角田正之さん「工房」オープン

坂下のそばの魅力を広めたいと話す角田さん
 会津坂下町のそば文化を広めようと町内のそば打ち職人角田(旧姓・加藤)正之さん(37)は、打ち方から食べ方までを学べる「角田工房」をオープンさせた。そばの里・坂下で主流の白い「更科そば」は、祖父の故加藤義明さんが地域に広めたとされる。「祖父の代から続く味を紹介しながら、町の魅力も一緒に伝えたい」と意欲に燃えている。

 町内高寺地区で主にプロのそば職人を養成する「加藤そば道場」を営む加藤健さん(68)の次男に生まれた。仕事の傍ら、20歳で父からそば打ちの手ほどきを受けた。さらにいわき市や猪苗代町のそば店で腕を磨いた。2011(平成23)年4月に仕事を辞めて本格的に取り組み始めた。
 祖父、父、そして自分と継いできた郷土食の文化を発信できる拠点を設けたいと今年5月、町中心部に工房を開いた。自ら打ったそばを会津若松市内のホテルなどに卸しながら指導を手掛ける。
 初心者、経験者を問わず興味のある人ならば誰でも受講できる。用具も貸し出す。指導は1回当たり1、2人と少人数とし、受講料は材料費込みで3000円(税込み)と比較的手頃に設定した。気軽に参加してもらい、家庭で本格的なそばを味わってもらうことで、1人でも多くの人に坂下のそばの魅力を伝えたいと思ったからだ。
 「坂下にはそばの他にも日本酒や馬刺しなど魅力的な食文化がある。工房に足を運んでもらい、豊かな自然や風土にも触れてほしい」。夢を披露しながら、そばを打つ手に力を込めた。

■打ちたての生そば販売 
 角田工房は予約注文で打ちたての生そばを販売している。1箱5食(800グラム)入りで1500円(税込み)、1食ずつ包装を分ける場合は1600円(同)。住所は会津坂下町字小川原1118。電話070(1148)4129。

■11月12日「新そば祭り」
 会津坂下町のそばを堪能できる「ばんげいにしえ街道・新そば祭り」は11、12の両日、町農村環境改善センターで開かれる。
 角田さんら地元のそば職人の打ちたての新そばを食べ放題で提供する。町内の蔵元の日本酒も飲み放題で楽しめる。両日とも午前の部が午前10時から正午まで、午後の部が午後一時から同3時まで。
 前売り券は完売し、当日券のみ若干残っている。当日券は大人2500円、小学生1000円、未就学児は無料。問い合わせは町観光物産協会 電話0242(83)2111へ。 

カテゴリー:2017 会津坂下町

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