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進出企業が企業誘致 飯田製作所社長「村発展の力に」 見学会などで利点PR

西郷村の産業振興に貢献したいと語る飯田さん
 西郷村は今年度から村進出企業と連携した企業誘致策に取り組んでいる。村内小田倉で自動車部品製造を手掛けている飯田製作所の社長、飯田浩さん(60)が企業側の旗振り役となり、人脈を生かして村内進出の利点をアピールしている。東京都出身の飯田さんは「進出以来30年間、村にお世話になってきた。村発展の力になりたい」と意欲的に活動している。
 飯田さんが企業誘致に熱心になったきっかけは、2月に東京都で開かれた工業製品の見本市だった。首都圏から距離が近く、村周辺に東北自動車道白河インターチェンジやJR新白河駅があるアクセス良好な立地を知ってもらおうと、村が作製したパンフレットを自主的に持参した。
 企業担当者の反応は予想を上回り、「新たな工場用地の候補として見学したい」などの声が寄せられた。10月には飯田さんの提案で村とともに現地見学会を開催。現段階で商談に至った事例はないが、候補地の一つとして考えたいなど好感触を得た。村は来年度以降に見学会関連の予算を計上する方針で、定期開催に向けて検討に入った。
 飯田さんが西郷村を知ったのは、およそ30年前。父二三(ふみ)さん(85)が1957(昭和32)年に東京都大田区で創業した飯田製作所の新工場用地を探している時だった。
 取引先の知人を介して村内に足を運ぶと、それまで抱いていた遠く離れているという東北地方のイメージとは裏腹に距離を感じない上、土地取得の低コストなど企業にとって多くの利点があることに驚いたという。1991(平成3)年には村に工場を建設した。
 飯田さんは「村と首都圏の橋渡し役として多くの企業を招き、村の産業振興を後押ししたい」と意気込んでいる。佐藤正博村長は「村には経済活性化が不可欠だ。交流を育み、企業誘致を加速させたい」と協力して取り組みを進める考えだ。

カテゴリー:2017 西郷村

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