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大内宿 欧米からの誘客強化 町実行委 体験型ツアー企画

 下郷町着地型ツーリズム推進事業実行委員会(委員長・渡部勝男町商工会長)は、県内有数の観光地である町内の大内宿への欧米からの観光誘客を強化する。欧米客向けツアー実施に実績のある旅行会社と連携して日本文化を体験できる国内ツアーに来年から組み込む。既に人気を得ているアジア圏に加え、欧米からの集客力を向上させ体験交流型観光のモデルとする。

 町内の観光団体などでつくる実行委が旅行会社BOJ(東京都)と協力して実施する。同社は外国人向けに日光や京都などを訪ねるツアーを手掛け、相撲部屋の朝稽古見学など独自の立ち寄り先を設けて人気を博している。
 実行委はBOJと10月に欧米客向けのモニターツアーを実施して受け入れ体制を確認した。温かなおもてなしと日本伝来の住環境、和食文化が好評で、ツアーの商品化を進める。BOJも「かやぶき集落は観光面で他にはない優位性がある」と評価している。欧米の観光客はアジア圏の人たちより国内滞在期間が長く、日本文化の体験を好む傾向にあるという。
 同社と結び付きの深いオランダの旅行代理店と大内宿を訪問するツアーの定期的な実施に向けた交渉に入っており、早ければ来年に第一陣が訪れる。
 ツアーには1回当たり20人ほどの参加を想定。約10日間の国内滞在中に大内宿の民宿に1泊する。昼夜の街並み見学や大内宿の象徴となっているかやぶき屋根づくりの体験、そば打ちなどを通じて住民と交流する。最寄りの会津鉄道湯野上温泉駅で足湯を楽しむ計画もある。1泊2日の行程に組み入れる短期滞在プランもつくるほか、周辺の観光地を巡るコースも検討する。
 欧米からのツアー受け入れを積極的に進める背景に、今年4月に運行を開始した東武鉄道の「特急リバティ会津」の会津地方への乗り入れがある。首都圏方面からのアクセスが格段に向上し、より快適に移動できる環境を誘客に生かす。
 実行委は「地元の観光素材を開拓して下郷の観光を底上げしたい。日本人観光客を含めてリピーター増を目指す」としている。

カテゴリー:2017 下郷町

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