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タマネギの産地に 来年、収穫面積 倍増目指す

浜通りの農業復興を目指し、営農に励む豊田さん
 南相馬市原町区の「豊福ファーム」代表、豊田雅夫さん(45)=川崎市出身=は浜通り地方を本格的なタマネギの産地にしようと、先駆者として大規模栽培に取り組んでいる。東日本大震災と東京電力福島第一原発からの農業復興が目標だ。
 震災前は都内で農業生産法人などを顧客に経営コンサルタントの仕事をしていた。原発事故直後にアドバイザーとして放射性物質を吸収しにくいタマネギの産地化を市に提案。市内の農家が豊田さんの支援の下で試験栽培を手掛けたが、余力がなくなり生産を中止した。農業者としては初心者だった豊田さんが志を受け継ぎ、北海道や長崎県で修業して大規模経営によるタマネギ作りを学び、昨年9月に原町区で新規就農した。
 今年は3ヘクタールでのタマネギ栽培を終え、現在はブロッコリーの収穫作業に追われている。今後、タマネギを使ったカレーによるご当地グルメ開発にも乗り出す考えだ。そのために「来年は収穫面積を倍の6ヘクタールに増やし、採算が成り立つことを証明したい」と意気込んでいる。

カテゴリー:2017 南相馬市

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