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伊達市、活性化へ霊山高原構想 5分野テーマ、誘客目指す

 伊達市は東北中央自動車道「相馬福島道路」の全線開通を見据え、沿線となる市内霊山町の活性化を目指す「霊山高原構想」を進める。歴史学習、教育、動物との触れ合いなどをテーマにした5つのエリアを設定し、市外から人を呼び込む環境を整える。15年ほどでの事業完了を見込んでおり、市内全域のにぎわい創出にもつなげたい考えだ。

■相馬福島道路 全線開通見据え
 霊山高原構想のエリアと概要は【地図、表】の通り。南北朝時代の武将北畠顕家らを祭る霊山神社を中心にヒストリカルエリアを設ける。遊歩道や駐車場を新たに造成して周辺を散策する環境を整備し、地域の歴史に触れてもらう。
 霊山こどもの村周辺は子どもの遊びと学びをテーマとしたベースキャンプエリアとなる。施設内の児童館跡地では既に「(仮称)子どもの物語ミュージアム」の整備が始まっている。絵本制作を体験できる絵本博物館とワークショップ施設からなり、2020年春のオープンを目指す。世界中の絵本を集めた図書館や絵本カフェ、展示施設なども備える。
 乳牛と触れ合えるヒーリングエリア、東京五輪正式種目に決まったボルダリングを楽しむサバイバルエリアも設定する。さらに、企業誘致などを目指しながら、相馬市との交流を促進する「新たな拠点開発エリア」を相馬市内に設ける方針で、両市が協議を重ねている。
 伊達市霊山町は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故などの影響で人口減少が進んでいる。一方、東北中央自動車道「相馬福島道路」=相馬インターチェンジ(IC)-福島北ジャンクション(JCT)間45・7キロ=は2020年に全線開通予定で、市は新たな社会基盤を地域活性化に結び付けようと「霊山高原構想」に基づく事業を進める。
 仁志田昇司市長は「市内霊山町の開発を復興の起爆剤と位置付け、伊達市全域のさらなる発展も目指していきたい」と話している。

カテゴリー:2017 伊達市

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