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仏シェフに日本酒講座 大七酒造 来月パリの学校で 料理との相性解説

講座で使う日本酒を手にし、決意を新たにする太田社長
 二本松市の大七酒造はフランス・パリの世界的な料理学校ル・コルドン・ブルーと共同で、二月一日にパリの同学校でフランス料理と日本酒をテーマした講座を初めて開講する。フランス料理のシェフら二十人程度が参加し、太田英晴社長(57)が日本酒の造り方やフランス料理に合う日本酒について講義する。講座を通じて県産日本酒の品質の高さや奥深い魅力も現地の料理人らに伝える。

 大七酒造によると、国際的な日本酒人気の高まりを受け、フランス国内でも料理人やソムリエの間で日本酒への関心が高まっている。しかし、フランス料理にどんな日本酒を合わせたらよいかなどの情報が不足している面があるという。
 コルドン・ブルーのエリック・ブリファール総料理長はパリの三つ星料理店の料理長時代、フランス料理に合わせ、大七酒造の生●(きもと)純米大吟醸酒など七種類の酒を提供していた。大七酒造の日本酒を「フランスの高級ワインに匹敵する」と高く評価しており、フランス料理と相性の良い日本酒のモデルを示そうと講座開講を持ち掛けた。
 講座には現地の料理人やソムリエ、ジャーナリストらフランス料理の関係者二十人程度が参加する。太田社長は日本酒の歴史や醸造法、日本酒の味わい方とフランス料理との相性などについて解説する。ブリファール総料理長が肉や野菜を使って作るフランス料理に合わせ、生●純米大吟醸雫(しずく)原酒や長期熟成特別純米酒など大七酒造の五種類の日本酒を参加者に味わってもらう。講座の成果を踏まえ、同社はホームページなどを通じてフランス料理と合う日本酒の情報を広く発信する。
 太田社長は「数々のフランス料理の味を引き立てる日本酒の幅の広さ、奥深さを知ってほしい。県産酒の質の高さを知ってもらう機会にもしたい」と意気込んでいる。

※大七酒造 1752(宝暦2)年に創業し、日本酒の伝統的醸造法の生●造りで清酒を醸造している。フランスなど20カ国に輸出しており、純米大吟醸酒などの高級酒や長期熟成酒が人気を集めている。第1回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)で最高賞の知事賞を受賞した。

※ル・コルドン・ブルー 1895年にパリで設立された料理学校。現在は世界20カ国に35校以上ある。毎年100カ国を超える2万人以上の生徒が本格的なフランス料理の指導を受けている。パリの本校には世界中から生徒が集まり、卒業後はそれぞれの国でトップクラスのフランス料理人として活躍している。

※●は配の己が元

カテゴリー:2018 二本松市

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