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須賀川駅に東西自由通路 市とJR協定へ 2023年度供用目標

 須賀川市はJR東日本とJR須賀川駅の東西を通る橋上の自由通路を建設し、2023年度の供用開始を目指して2018(平成30)年度内に基本協定を締結する。市は駅西側と4号国道を結ぶ新たな市道を整備し駅北西部にある国指定史跡「上人(しょうにん)壇廃寺跡」の史跡公園化などを視野に一帯の活用を検討する。15日、市が明らかにした。2018年度から駅西側の開発が本格化する。

■駅の西側と4号国道結ぶ 市道も整備

 市は2018年度一般会計当初予算案に自由通路の設計負担金約5000万円を計上した。自由通路は既存の駅舎の南側に増築する案が有力で、建設費は分担額を市とJRが協議している。市の負担分は国の補助金を充てる方針。基本協定の締結後、2020年度に工事に着手し、3年後の開通を計画している。
 駅西側と4号国道を結ぶ市道「東西幹線道路」(全長約540メートル)を新たに整備するため、当初予算案に用地の取得費1億円を盛り込んだ。事業総額は4億5000万円程度を見込んでおり、国の補助金で賄う。2019年度にも工事に着手し、2022年度に完成する予定。ロータリーを兼ねた西口駅前広場や駐車場も整備していく。東側の駅前は通勤通学の時間帯には車で混雑しており、東側を路線バスやタクシー、西側を自家用車のロータリーとして分けて緩和を図る方針だ。
 市によると、8世紀前半(奈良時代)の寺院跡「上人壇廃寺跡」と付近の遺跡は、718(養老2)年から数年間、現在の中通りと会津地方にあった「石背(いわせ)国」の行政拠点とみられている。市は3月までに基本計画を策定し、史跡の活用に向けた議論を本格化させる。
 一方で市民の認知度が低いため、石背国建国から1300年後にあたる2018年度は、記念講演会やイベントを開催して整備への機運を高めていく。
 橋本克也市長は「(立地に恵まれながら)今まで注目が集まることが少なかった。駅の回遊性を高め市としても魅力を発信していきたい」としている。

カテゴリー:2018 須賀川市

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