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7月「全国桃サミット」 県内初開催 風評払拭目指す

 福島市などで組織する県くだもの消費拡大委員会は7月、市内で全国桃サミットを開く。県内では初開催。全国のモモ産地の自治体やJA職員、生産者ら約200人が販路拡大やブランド化の方策を探る。県産モモの安全性確保への取り組み、高い品質を全国に発信し、風評払拭(ふっしょく)につなげる。
 全国桃サミットは2015(平成27)年に山梨県笛吹市で初開催されて以来、2回目となる。東日本大震災発生から7年が経過し、本県の正しい現状を理解してもらおうと福島市が誘致し、県くだもの消費拡大委員会が主催する。
 市によると、県産モモの収穫量は震災と東京電力福島第一原発事故後は横ばいで推移している。一方で販売単価は下がった。独立行政法人農畜産業振興機構によると、2017年8月中旬の東京都中央卸売市場での価格は1キロ当たり388円。震災前は上回ることが多かった長野県産(同502円)を下回っている。
 サミットでは事例報告会や意見交換会で先進的な取り組みを学び、全国の産地が一丸となって消費量、輸出量増の底上げを図る。市内の観光果樹園を巡るツアー開催も検討し、県内関係者は安全な果物を生産している現状を全国に発信する。風評払拭への取り組み強化などを盛り込んだ宣言を採択し、国に支援を要望する予定。
 市の担当者は「震災前の水準に戻すだけでなく、新たな販売戦略を立てる機会にしたい」と語った。

カテゴリー:2018 福島市

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