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登り窯5月復活 会津本郷焼窯元 陶雅陶楽

復活した登り窯で5月に火入れを行う幹さん(左)と大幹さん
 会津美里町の会津本郷焼の窯元「陶雅陶楽」(とうがとうらく)の登り窯が修復を終え、5月に火入れする。東日本大震災で半壊し使えなくなっていたが、当主の佐藤幹さん(70)らが再建した。先に修理した宗像窯とともに、震災で被災した会津本郷焼の登り窯二つが復活することになる。
 登り窯は地面の傾斜に沿って粘土で階段状に築いた窯。まきを燃やして熱するため、ガス窯と比べて温度調節が難しいが、微妙な熱加減や、まきの灰の付着などで予想を超えた味わい深い逸品が出来上がることも多い。
 陶雅陶楽の登り窯は震災で窯の入り口部分が崩れたり、窯にひびが入ったりして使えなくなった。2015(平成27)年から修復を始め、3月までに終了した。幹さんが6月に作陶50周年を迎えることから、震災前の2006年以来、12年ぶりに火入れをすることになった。
 火入れは次男大幹さん(40)と行う。3部屋に分かれた窯に作品を入れ、約1200度の炎で焼く。作陶50周年を記念し、つぼ類などを中心に50作品を作る予定だ。幹さんは「久しぶりで楽しみでもあるが、プレッシャーもある。本郷焼が盛り上がるきっかけの一つになればうれしい」と話している。

カテゴリー:2018 会津美里町

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