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中越沖地震被災地に移動式シャワー 郡山のNPOが支援

郡山のNPOが支援

完成した手作りシャワー室の使い心地を確かめるハートネットふくしまのメンバー

 福島県郡山市の災害ボランティアのNPO法人ハートネットふくしまは7日、新潟県中越沖地震の被災者支援のため、手作りの移動式シャワー室を完成させた。中古のコンテナハウスを改造し、給湯器を付けて内部でシャワーを浴びることができるようにした。8日朝、トラックに積んで柏崎市に運ぶ。現地に2週間ほど滞在し、入浴できない人たちに熱いシャワーを提供する。

 完成したシャワー室は幅、奥行き各1・8メートル、高さ2・2メートル。スチール製コンテナハウスの中にプラスチック板を張り、シャワー装置を取り付けた。室外にプロパンガスの給湯器を付け、温水が出る。外部の水道を利用するがタンクからの給水も可能。排水は専用タンクに入れて処理する。一度に2人が使える。シャワーは取り外しができ、浴槽を置いたり、倉庫など多目的に活用できる。
 ハートネットふくしまの吉田公男理事長(50)らは先月の地震発生直後から何度も柏崎市に入り、東栄町地区を中心にボランティア活動を展開中。活動の中で入浴に困っている被災者が多いことを知り、移動式シャワー室の製作を思い付いた。メンバー、協力業者が2日から製作に当たった。総製作費は約50万円。
 吉田理事長はメンバーとともにシャワー室をトラックに積んで8日朝、郡山市を出発し、東栄町などでシャワーサービスを始める。「被災し、真夏の暑さで大変な人たちに、思う存分シャワーを浴びていただきたい」と話している。
 東栄町町内会の奥田隆会長(70)によると、同町内は壊れたままの家屋がそのままになっている場所もあり、ガス供給は復旧していない。自衛隊が入浴支援を行っているが、入浴場所まで行けない人もいるという。「盆踊りも敬老会も中止になって大変だが、福島県の皆さんにはいろいろ支援していただきありがたい」と話しており、シャワーサービスの広報体制などを検討するという。

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