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新聞配達エッセーで最優秀 いわきの鈴木さん

いわきの鈴木さん

小学生部門で最優秀賞に輝いた鈴木さん

 日本新聞協会は30日までに、「新聞配達の日」(10月21日)にちなんだ「第14回新聞配達に関するはがきエッセーコンテスト」の入選作品を発表した。福島県からは小学生部門でいわき市の鈴木葵さん(11)=中央台東小5年=の「雨の日は、特別」が最優秀賞に輝いた。

 鈴木さんは、雨の日はビニール袋に入って新聞が配達される点に着目。読者のために新聞が大切に扱われていることがとてもうれしく、感謝の気持ちをつづった。「まさか受賞できるとは思わなかったので驚いている。将来は新聞記者になりたいので励みになる」と喜びを語った。
 コンテストには「大学生・社会人」「中学生・高校生」「小学生」の3部門に4922編の応募があり、タレントの江口ともみさんらが審査した。
 ほかの最優秀作品は大学生・社会人部門が茨城県日立市の大学非常勤講師後藤修さん(70)の「新聞と一緒に優しさを配達した人」、中学生・高校生部門が東京都八王子市の村上恵理さん(15)の「不思議な感覚」。表彰式は13日に日本記者クラブ(東京都)で行う。

 鈴木葵さんの作品 「雨の日は、特別」

 「わっ。雨だ!」。雨の朝は、私にとって特別だ。小走りに玄関を出て、新聞を取る。
 「やったー!」。今日は、ビニール袋に入った新聞だ。私が読む新聞とお父さんお母さんが読む新聞が、きちんと別々に袋に入っている。なんだか大人の仲間入りしたような、私が気持ちよく読めるようにと、大切に扱われている感じが、とてもうれしい。
 袋を破るときは、少し気をつける。せっかくぬれないようにしていただいたのだから、最後の作業もそっと大事に行う必要がある。袋をそーと破くと、中からプーンとモワーンとインクのにおいがする。なんだか雨の日だけは、作りたてのほかほかの感じだ。いつもよりなんだかうんとうれしい。
 朝早くから、きちんと届けてくれることは、大変だと思う。雨の日は、袋に入れるのだから、もっと忙しくて、そして配達もぬれてすごく大変だと思う。雨の朝は、新聞屋さんは嫌だと思うけど、私は、ちょっとうれしくて特別な朝だと思っている。

カテゴリー:なるほど

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