プレゼントされた人が表情を描いて完成させる「キワニス・ドール」。奉仕団体・福島キワニスクラブ会員の半田正樹さん(49)=福島市=は特別な思いで真っ白い人形に目をやった。50体の人形が18日、福島医大付属病院を通じて入院中の子どもたちに贈られる。
人形に絵を描くことで感情を移入した子どもは「この子と一緒に病気に立ち向かおう」と治療に前向きな姿勢をみせるという。「病気に負けるな」。そんな願いを込めて半田さんたち会員が一体一体丁寧に手作りした。
半田さんの長女明日美さん(26)は心臓の病気を患って生まれた。手術で一命は取り留め、現在は日常生活に支障はないが、病気との闘いは今も続いている。
半田さんにとって小児患者は娘と重なる。「娘は入院当時、キリンの人形を片時も手放さなかった。人形の存在は私たちが思う以上に子どもたちの心の支えになるはず」。半田さんは白い人形を大事に腕に抱えた。
真っ白い人形に思い託して 入院の子どもたちにプレゼント
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