「本を読んでしっかり学びます」。福島県三春町字鶴蒔田の横堀房子さん(73)を囲み、町内の中郷小児童のお礼の言葉が響きわたった。
横堀さんは平成6年から福島民報読者投稿欄「みんなのひろば」に投稿を続け、このほど掲載100回を達成した。100回を記念し19日に母校中郷小に図書券(カード)100枚を寄贈した。掲載1回ごとに贈られた謝礼の図書券を大切に保管して集めた。
投稿のきっかけは横堀さんの孫が幼いころに股(こ)関節を患い、闘病の末に克服した話をつづったことだった。小学5、6年生時には新聞配達をするまでに回復した喜びを原稿にした。以降、日々の生活での喜怒哀楽などを投稿し続けている。
「私が幼いころは本も新聞も貴重で手に入らなかった。1冊の本を手にした喜びは今でも覚えている」。1枚1枚に思い出が詰まった図書券。横堀さんは児童の健やかな成長を願っている。


