福島県フォークソング協会の事務局を担当する郡山市富田町、会社役員須藤保夫さん(58)は同市逢瀬町多田野に1960年代後半から70年代のフォークソングが楽しめる喫茶店を開く。4日に仮オープンし、4月ごろの開店に向け、仲間と準備を進めている。
須藤さんは同市でコンピューター関連会社を経営する傍ら、フォークバンド「サウンド・ロード」のボーカル、ギタリストとして活躍している。平成15年の県協会設立に奔走するなど、フォークソングへの思い入れは人一倍強い。
喫茶店は「団塊の世代に癒やしの空間と時間を提供したい」という思いを込めて新築した。JR郡山駅から車で約30分の主要地方道郡山・湖南線沿いにある。ロッジ風の木造平屋でロフト付き。木のぬくもりあふれる30畳ほどの空間があり、ロフトの階段踊り場がステージになる。店名は「かぽたすと」。アコースティックギターなどの転調道具の名称から取ったという。
吉田拓郎さん、かぐや姫、イルカさんらの懐かしい曲が流れる店内。バンドメンバーの亀倉晶雄さん(60)、吉川雅也さん(61)らギターを弾ける仲間も手伝う。来店客は曲をリクエストし、演奏に耳を傾けたり生演奏で歌える。ギターを持参し、演奏することもできる。店の雰囲気に合った音楽の練習場所として、若者に開放することも計画している。
自分自身を含め、団塊世代の定年後の居場所づくりを模索していたという須藤さん。「男性は特に自宅に引きこもりがちになる。第2、第3の人生を新しい仲間をつくって楽しもう」と、同世代にエールを送っている。
仮オープン期間の営業は水曜日と土曜日、日曜日の週3日で、正午から午後6時まで。
郡山にフォーク喫茶誕生 今春、本格開店へ、協会事務局の須藤さん
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