福島県猪苗代町の野口英世記念館に、米国・ロックフェラー研究所で働いていた38歳当時の野口博士を再現した最新鋭人体型ロボットが18日、登場した。同日、内覧会が開かれた。
同館は開館70周年に合わせ2階展示室の一部を新装。疑似体験で"動きのある展示"を来館者に楽しんでもらおうと「野口博士の研究室」をテーマに博士の姿を再現した。
ロボットは国内メーカーの「ココロ」(本社・東京都、黒瀬七生社長)に依頼し1年がかりで製作。容姿はもちろん表情やしぐさ、身ぶり手ぶりも交え、より人間的な博士像を精巧に表現した。
さらに「千円札になった感想は」など5つの質問ボタンがあり、入場者が押すと博士がジェスチャーと音声で答える。「ひとことメッセージ」ボタンでは、「何事もネバーギブアップだよ」など30種類の音声がランダムに発せられる仕組みだ。
内覧会では高添一郎野口英世記念会長と八子弥寿男野口英世記念館長がそれぞれ「若かりしころの博士の像が発する力強い言葉が、来館者に元気を与えてくれると期待する」とあいさつした。製作者代表の黒瀬社長は「ロボットに触れた多くの子どもたちから医学の道を志す人が出てくれたら望外の喜び」と述べた。
新展示室は19日から一般公開される。問い合わせは同館 電話0242(65)2319へ。
野口博士の人体型ロボット登場 猪苗代の記念館
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