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「円盤餃子」で福島売り出せ ロゴマークも商標登録

売り出しを始めた円盤餃子をPRする平井さん

 福島市の「円盤餃子(ギョーザ)」を売り出す取り組みが本格化している。「円盤餃子」はギョーザを円盤状に並べて焼き上げる市の名物で、市観光物産協会がロゴマークを商標登録しPRのシンボルにするほか、日中に訪れた観光客らが食べられる昼間営業の店が街中に登場した。花見シーズンに合わせ、「花とギョーザ」で県内外のファン倍増を目指す。
 円盤餃子は福島市のギョーザ店「満腹」の創業者菅野かつゑさんが旧満州で作り方のヒントを得て、昭和20年代に市内で売り出したのが発祥という。その後、作り方が広まり、現在は市内で約10店舗が提供している。市商工観光部によると、円盤餃子は全国でも味わえる場所がほとんどないため、特に花見時期は観光案内所などに問い合わせが多い。
 しかし、円盤餃子を出す店舗は夕方以降の営業がほとんどで、駅近くでは昼間の営業店はなかった。花見山が昨年、26万人の入り込みを記録するなど観光地としての知名度が高まっていることから、市は「食の魅力」も合わせてPRすることで相乗効果を生み、誘客力を一気にアップしようと、昼間に売り出す店を募った。
 中心市街地の大町にある「ら~めん石狩」が呼び掛けに応じ、3月下旬から円盤餃子の販売を開始した。商標登録申請中のロゴマークが店内に掲げられ、「円盤餃子のマチ」を強調している。満腹の社長、椎野幸嗣さん(53)から焼き方を教わった本格的な円盤餃子は、フライパンでじっくり焼き上げるため、さっぱりとした味わいになるという。すでに週末、平日問わず観光客が訪れるなど反響を呼んでおり、店主の平井重樹さん(40)は「市内外の人に味わってほしい」と話している。
 椎野さんは「円盤餃子が少しでも福島市の観光振興に役立てば。昼間提供する店が増えるのは喜ばしい」と希望店舗があれば、作り方を快く"伝授"する考え。市商工観光部は「昼間に円盤餃子を出したいという店がさらに増えてくれればありがたい」と期待している。

カテゴリー:びっくり

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