ホッとニュース

  • Check

元教員夫妻、地域の集会施設建設に資金提供

地域のために寄付を贈った大谷登志子さん

 福島県いわき市平神谷作地区に、夫婦で教員を務めた大谷登志子さん(87)と夫の健さん(故人)の名前から1文字ずつ取って命名した集会施設「健登師記念館」がこのほど完成した。2人は施設の建設に当たり1550万円を寄付しており、地域住民は感謝と敬意を込めて施設名を決めた。登志子さんは「立派な施設ができてうれしい」と感慨深げだ。
 登志子さんは地元の夏井小や藤間中などで教員を務めた。退職後も地域の教育力向上のため教育塾を開設し、大勢の子どもたちに親しまれたという。健さんは地元の藤間中校長や平三小校長などを歴任。退職後は神谷作区長、高久地区体育協会長などを務めながら、剣道普及にも力を注いだ。
 登志子さんは「地域のために役立ちたかった」と寄付の理由について語る。健さんが亡くなり1年が過ぎた昨年の夏、老朽化した以前の神谷作公民館に代わる集会所施設の着工に当たり、これまで蓄えていた財産の1部を贈ることを決めたという。
 完成した新たな集会所は木造平屋で大広間が備えられているほか、車いす用のスロープ、バリアフリーのトイレなども整備されている。地域住民は「これで一層活溌な地域交流ができる」と2人に感謝しており、記念碑設置の準備も進めている。
 同記念館の落成式は14日午前10時から行われる。

カテゴリー:なるほど

ホッとニュースの最新記事

>> 一覧