会津大の技術を活用して民間企業が製品化した脳活性化トレーニングCDが注目を集めている。言葉が一字ごとにヘッドホンの左右から交互に流れてくる仕組みで、言葉を聞き取ろうとすることで脳が活性化される。これまでに6シリーズが販売されるなど堅調な売り上げとなっている。
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福島県喜多方市に工場を持つシステム開発会社・飯田電子設計(本社・東京都、飯田勝洋社長)が製品化した。「脳聴シリーズ」と名付け、3年ほど前から販売している。
CDはヘッドホンやイヤホンを通して聞くと、音が左右から交互に聞こえてくる。例えば「あいづだい」という単語であれば奇数列の「あ」「づ」「い」は右側から、偶数列の「い」「だ」は左側から聞こえてくる。聞き慣れれば右側の「あ」、左側の最初の「い」を同時に流す。左右で異なる言葉を1度に聞き取ろうとすることで脳が活性化されるという。会津大は単語一字ごとに数字を振り分け偶数番なら右、奇数番なら左から音が流れる仕組みをつくった。
飯田電子設計は日大理学部に依頼して効果を検証した。被験者の頭部に脳波を調べる機器を付けてCDを聞いてもらったところ、脳の活性化がみられた。特に記憶につながる前頭葉の活性化が顕著で、認知症の予防にもなるという。
CDはこれまでに落語や浪曲などのシリーズを発売している。好評なことから同社はさらに種類を増やしていく考え。飯田社長は「会津大の先端技術とのコラボレーションが功を奏した。今後も機会があれば技術協力を求めたい」と話している。
CDは1枚4980円。同社のホームページから購入できる。
脳活性化トレーニングCDに注目 会津大の技術活用、システム開発会社製品化
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