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修学旅行生に人気 若松の「昭和なつかし館」

昭和30年代の街並みなどが再現されている「昭和なつかし館」

 年間約8万人の修学旅行生が訪れる福島県会津若松市。多くの観光施設の中でも近年、子どもたちから絶大な支持を集めている有料施設が市内七日町通りにある「昭和なつかし館」。多い日は1日500人以上の小中学生でごった返している。秋の修学旅行は9月にピークを迎える。
 なつかし館は木造2階建て建物の2階部分。傾斜が急な階段を上ると「オロナイン軟膏」「1粒300メートル グリコ」など懐かしい看板が目に飛び込んでくる。約20坪(約70平方メートル)の施設内には昭和30年代の街並みが再現され、理髪店や銭湯、すし店が並ぶ。中央には茶の間もあり、白黒テレビには力道山が戦うプロレス中継、「鉄腕アトム」のアニメなどが映し出されている。
 施設は平成15年7月にオープンした。当時の入館者数は多くても1日200人。来館した修学旅行生が施設を後輩に伝え、口コミで増えた。今では修学旅行シーズンの6、9月は毎日300人から400人が訪れ、入館を待つ列が30メートル以上できることもある。
 だが、小中学生にとって昭和30年は未知の世界。施設内にあるダイヤル式電話機の使い方さえ知らない子どもも珍しくない。
 従業員の板橋貞子さん(54)は「当時を知らなくてもほっとする気持ちになれるようだ」とみている。子どもたちの日常は塾通いなどで多忙だ。のんびりした雰囲気の昭和の世界に引き込まれるという。
 茶の間のちゃぶ台に並び、写真を撮れるなど体験型になっているのも、子どもたちに好評のようだ。

カテゴリー:なるほど

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