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キリンのフユコ国内最高齢 東北サファリーパーク 28歳6ケ月

誕生から見守ってきた砂川園長と触れ合う国内最高齢のフユコ

 二本松市の野生の王国東北サファリパーク(熊久保勅夫社長)の28歳6カ月のキリンのフユコ(雌)は、埼玉県の動物園で飼われていた30歳2カ月のキリンが13日に死んだため、国内最高齢になった。人間の年齢にすると100歳くらいに当たる。
 フユコは1982(昭和57)年3月1日にサファリパークで生まれた。初産だった母は体調を崩し、2週間後に死んだ。当時、飼育係だった園長の砂川昌幸さん(57)らは母乳の味もよく知らないフユコに牛の乳を搾って飲ませた。
 「初めは全く口にしなかった。薄めたり、温度を調整したり苦労した」と振り返る。懸命な世話で救った小さな命が国内最高齢まで達したことに感慨もひとしおだ。
 フユコは86年から96年まで雄、雌各3頭を出産した。5番目のナナ(雌、15歳)は今も一緒にいる。
 今年は口蹄(こうてい)疫問題が起き、キリンなど偶蹄(ぐうてい)目の動物に感染する恐れがあったため、予防対策に苦慮した。夏場の猛暑に一日中、扇風機を回すなど例年にない対応をしたという。
 砂川さんは「国内には150頭を超すキリンがいる。フユコには長寿の目標になるよう長生きしてほしい」と温かく見守っている。

カテゴリー:びっくり

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