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高野山開創1200年記念酒、大七酒造で製造

高野山の沢水を仕込み水に注ぐ大七酒造での儀式

 福島県二本松市の大七酒造は高野山開創1200年記念の日本酒醸造を依頼され22日、同社の蔵で高野山(和歌山県)の沢水を純米大吟醸の仕込み水に加える注水の儀を行った。
 高野山は4年後の平成27年に弘法大師が開山してから1200年を迎え、同年4月2日から5月21日まで大法会を予定している。その際、お供えする酒造りを大七が引き受けた。
 注水の儀には高野山別格本山三宝院の飛鷹全隆(ひだか・ぜんりゅう)住職が訪れた。奥の院に流れる神聖な沢水を持参し祈祷(きとう)した。杜氏(とうじ)の佐藤孝信取締役醸造部長が太田英晴社長とともに仕込み室に入り、仕込み水に注いだ。
 酒は同社の最高級酒「妙花闌曲(みょうからんぎょく)」に匹敵する純米大吟醸で、数年熟成させる。さらに記念年に向け毎年仕込み、その中から最良の酒を供える。
 三宝院は弘法大師の母が建立した寺で、息子のため自ら種もみを爪でむいて甘酒を造り届けた故事から、奥の院に供える酒を取り仕切っている。三宝院が旧二本松藩主・丹羽家の菩提(ぼだい)寺という縁と大七の酒の品質が認められた。
 太田社長は「大変な名誉で、誠心誠意取り組みたい」と語った。

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