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伊達市に「イノシシ公社」 7月にも設立、食肉加工販売も検討

伊達市で捕獲されたイノシシ

 福島県伊達市はイノシシによる農作物被害に歯止めをかけるため、7月にも「イノシシ公社」(仮称)を設立する。電気柵や追い払い用照明器の設置などを支援するとともに、捕獲後の活用について、食肉加工して販売することなどを調査検討する。
 市は3月定例議会に提出する平成23年度一般会計当初予算案に鳥獣害対策費として3816万円を計上した。
 市は3月に国の助成などを活用し、有害鳥獣対策協議会(仮称)を有害鳥獣捕獲隊やJA、住民らで設ける。同時に公社設立に向け、加工場を含む建物の整備を検討する。捕獲した野生のイノシシの食肉加工などの可能性も探るため、保健所など関係機関の助言を受けながら、食品衛生・安全面を十分考慮して進め、地域おこしにもつなげたいとしている。
 イノシシ対策について、市はこれまで電気柵や追い払い用照明器の設置などの助成、わなの貸し出しをはじめ、研修会の開催や研究会の発足などを通じ、問題解決に向けた情報交換を進めてきた。こうした取り組みも公社で一元的に行い、農家を支援したいとしている。
 仁志田昇司市長は「イノシシの農作物の被害を減らすとともに、農業意欲の推進、雇用の場の創出につなげたい」と話している。
 福島市もイノシシ被害の増加を受け、平成23年度から捕獲専門員を配置し、対策を強化する。
 猟友会員が専門員になり、被害が多発している地域にわなを設置する。専門員1人が毎日わなを見回りイノシシを捕獲する。
 さらに市は電気柵の整備を進める。設置を希望する農家が増えたことによる措置。23年度当初予算案に整備費を350万円計上し、前年度に比べ150万円増額した。
 伊達市に隣接する宮城県丸森町では昨年、民間有志による「いのしし館」がオープンした。捕獲した野生のイノシシの買い取りや食肉、加工したソーセージなどの販売を行っている。

カテゴリー:びっくり

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