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連続金賞の合唱で心癒やす 安積黎明高生が避難所慰問

歌声を披露する安積黎明高合唱団

 昨年の全日本合唱コンクール全国大会で31年連続の金賞を獲得するなど、国内で高い評価を受けている福島県郡山市の安積黎明高合唱団は12日、相双地区の被災者らが身を寄せる市内の県農業総合センターを訪れ、歌声を響かせた。
 同校は、震災の影響で校舎が使えなくなり、8日の始業式からやっと練習を再開した。仮校舎が完成するまでは、体育館を仕切っての授業が行われている。
 「思いはさまざまだが、自分たちに今できることは歌うこと」という部員の思いと、顧問の宍戸真市教諭の呼び掛けで慰問が実現した。以前歌ったことのある曲からふさわしい曲を話し合い「ふるさと」や四季の歌のメドレー、「瑠璃色の地球」を選択した。
 この日は2、3年生31人が、宍戸教諭の指揮に合わせてアカペラで曲を披露した。心を洗うような澄み渡る歌声が会場に響いた。三浦唯部長(3年・ソプラノ)は「皆さんに少しでも安らいでもらえるよう部員全員が心を込めて歌いました。わたしたちも心が熱くなりました」と語った。
 初めて同校の生演奏を聴いたという富岡町の自営業猪狩とみ子さん(62)は、「本当に素晴らしい。海の歌には涙がこぼれた」と感動していた。
 合唱団は今後も慰問活動を続けたいとしている。

カテゴリー:響く

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