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古里のピッチで躍動 JFAアカデミー福島とベガルタ仙台レディースが対戦

懸命にプレーする選手と横断幕を掲げ、両チームの選手を応援するサポーター

 福島県楢葉町のJヴィレッジを拠点に活動していた女子サッカーのJFAアカデミー福島と、東京電力女子サッカー部「マリーゼ」に所属していた選手を有するベガルタ仙台レディースが24日、郡山市の西部サッカー場で対戦した。両チームにとって、東日本大震災後、初めての本県での公式戦。声援が送られる中、選手は期待に応え、"ふるさと福島"のピッチを駆け回った。
 日本女子サッカーリーグ2部のプレナスチャレンジリーグ第12節として試合が組まれた。2-1でベガルタ仙台が接戦を制した。
 アカデミーは東京電力福島第一原発事故により静岡県御殿場市で活動している。主将のDF三宅史織さん(16)は「負けてしまったけど、諦めない気持ちは伝えられた」と話した。
 マリーゼは原発事故の影響で休部になった。選手18人がベガルタ仙台に移籍し、先発には6人が名を連ねた。
 主将を務めるMF下小鶴綾さん(30)は「マリーゼ時代から応援してくれるサポーターの方がいてうれしかった」と喜んだ。MF嘉数飛鳥さん(23)は「サッカーをする姿でみんなに元気を与えたかった」と奮起し、2ゴールを決めた。両チームの選手とも、プレーで福島を励ましたい気持ちでゲームに臨み、サポーターに勇気を届けた。
 サポーターも熱い声援で選手を後押しした。いわき市に避難する楢葉町民がバスで駆け付けた。山内紀生さん(33)は「譲らない好ゲームだった。共に元気な姿を見ることができ良かった」とほほ笑んだ。
 試合は前半、体格やスピードで上回るベガルタがボールを支配し、2点を先制。後半はプレッシャーに適応したアカデミーが得意のパスサッカーを展開し、FW増矢理花さん(16)のゴールで1点を返した。

カテゴリー:びっくり

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