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浪江出身者のベンチャー企業 大堀相馬焼の湯飲み発売 古里復興の力

独創的なデザインの商品を手にする武士さん

 浪江町出身の松永武士さん(25)が社長を務めるベンチャー企業「ガッチ」は17日、若手デザイナーによる大堀相馬焼の湯飲み「KACHI-UMA」を発売すると発表した。売り上げの一部を東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で大きな打撃を受けた浪江町の大堀相馬焼の振興に活用する。今週末から全国各地の百貨店などで販売する予定で、武士さんは「大堀相馬焼の復興の力になりたい」と意気込んでいる。
 武士さんの父和生さん(65)は大堀相馬焼の松永窯の3代目。武士さんは栃木県那須町に避難している父ら大堀相馬焼の窯元の力になりたいと、3年前に自ら設立した企業を中心にプロジェクトを設立。第一弾として、「明日を駆ける馬」をテーマに全国の若手デザイナー10人が参加し湯飲みを制作した。
 商品は10種類で、大堀相馬焼の伝統である二重焼きの構造を生かしつつ、独創的なデザインを取り入れた製品に仕上げている。作陶は父和生さんが行い、二本松市内にある窯などを借りて製造した。
 売り上げの約1割は、震災前に毎年実施していた陶器市の復活や窯元の交流の場づくりに活用する予定だ。年明けには海外で開かれる展示会に製品を出展する予定で、武士さんは「父以外の多くの窯元にも製造してもらえるよう、世界に販路を拡大していきたい」と目標を語った。
 販売価格は各3150円(税込み)。
 問い合わせはガッチ 電話050(3599)0351へ。

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