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「かーちゃんの力」支部が葛尾で試験栽培 郷土料理「ごんぼっぱもち」復活へ

「ごんぼっぱもち」の試験栽培を始めた永沢支部長(左)ら

 かーちゃんの力(ちから)・プロジェクト協議会葛尾支部は13日、福島県葛尾村の郷土料理「ごんぼっぱもち」の復活を願い、オヤマボクチ(通称・ごんぼっぱ)の試験栽培を村内の永沢利子支部長(67)方の畑で開始した。同村では東京電力福島第一原発事故後初めての試み。
 原発事故で全村避難している村民が帰還した際の生きがいづくりや放射線への不安解消が目的。食を通じて古里を思い、村民同士の絆が強まることを期待している。
 苗植えには永沢支部長と会員の松本ウメさん(77)、松本清子さん(60)が参加し、ふくしま市町村支援機構職員や村職員らが協力した。会員が避難生活を送る三春町で育てた苗を約165平方メートルの畑に植え、水と肥料をまいた。8月下旬ごろに収穫し、放射線量測定を行う。永沢支部長は「帰村に向け、自分たちができることをしたい」と話した。
 村では山林に生えている「ごんぼっぱ」を採り、餅と混ぜてしみ餅や切り餅にしていた。農繁期には休憩時のお茶請けにするなど広く親しまれた。原発事故で山林に自生する「ごんぼっぱ」を調理できないため、畑で栽培することにした。

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