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米ハーバード・ビジネス・スクールの学生 日本文化を体験 福島成蹊高生らと交流

「花は咲く」を合唱する福島成蹊高の生徒(右)

 米国ハーバード大の経営大学院「ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)」の学生36人は7日、福島市を訪れ、福島成蹊高の生徒らと交流した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指す福島に理解を深め、日本文化を体験した。
 福島成蹊中の多目的ホールで「福島の現状と未来を語る」をテーマに特別授業を行った。成蹊高JRC部の部員と特進コース2年生が震災発生当時の県内の現状と、自らの体験を英語で発表した。グループ討論会も開いた。最後に、成蹊高生が復興支援ソング「花は咲く」を合唱した。
 初めて来県したというチェコ人のエミリカ・バレントバさん(29)は「自分の意見を話す高校生の姿に感動した。大災害を乗り越えた経験が力になっていると思う」と話した。特別授業でスピーチした特進コース2年の佐藤竜英君(17)は「世界中から集まっている優秀な人たちと話し合った経験は、自分にとって貴重な財産になった」と笑顔を見せた。
 成蹊中の敷地内にある茶室「自蹊庵」で茶道体験を行い、成蹊高、中茶道部の生徒が見事なお点前を披露した。HBSの学生は、伝統の作法に興味津々の様子で、慣れない正座に苦労しながらお茶とお菓子を味わっていた。
 HBSは平成20年から、世界各地の文化や歴史を学ぶ海外体験プログラムを実施している。震災発生後の24年からは毎年、東北地方の被災地を訪れている。今回の訪問日程は4日から15日までで、県内や宮城県、東京都に滞在する。
 HBSの学生は9日、県内を再び訪れ、二本松市で大堀相馬焼の窯元と大七酒造の酒蔵を見学する。福島市で福島高の生徒と交流する予定。

カテゴリー:響く

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