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高みへ挑め 希望の星 県内高校スポーツ選手 名門、強豪へ

フランスでの武者修行に挑む学法石川の渡辺歩選手

 2020(平成32)年東京五輪に向けて新天地へ-。今春、県内の高校を卒業する有力スポーツ選手の進路がほぼ決まった。自転車で全国高校総体(インターハイ)男子個人ロードレースを制した学法石川の渡辺歩選手(17)=郡山市出身=はプロを目指し競技の本場フランスに渡り武者修行に挑む。重量挙げでインターハイ94キロトータル優勝を果たした田村の青木智也選手(18)=田村市都路町出身=は名門・日大への進路を選んだ。

■ロードの本場で修行
 ロードで実績を積んだ学法石川の渡辺歩選手は「競技の本場で力を付けて東京五輪を目指す。(世界最高峰レースの)ツール・ド・フランスの総合優勝にもチャレンジしたい」と夢を膨らませている。
 3月の卒業式を終えた後、中学2年から所属しているロードレースチーム「エカーズ」(埼玉県)が練習拠点を置くフランス・トゥールーズに渡航する。「体の激しいぶつけ合いや速い展開に負けないようにしたい」と成長を期す。
 3歳から自転車に親しんだ。平成27年はインターハイを制したほか、ジュニア日本代表として世界選手権など3つの国際大会に出場。欧州選手の力強さや試合運びのしたたかさを肌で感じ、気持ちに火が付いた。
 欧州で自転車競技は花形だ。競争は激しい。所属チームから資金援助はなく、アルバイトで活動費を稼ぐ。厳しい前途が待ち受けていることは覚悟の上だ。はい上がるにはレースで活躍するしかない。「結果を出し続けて認めてもらう。退路を断って夢を追う」。決意は固い。
 学法石川高自転車競技部顧問の矢吹靖弘教諭(37)は「本場でもまれて一回り大きくなってほしい。挑戦を応援したい」と期待した。

■東京五輪へ足掛かりに
 重量挙げ94キロ級で高校生の頂点に立った田村高ウエイトリフティング部の青木選手は同部の鈴木宗徹(かずゆき)監督(47)の母校に進む。自分をより高められると選択した。
 高校2年時に全日本学生対抗選手権(インカレ)を見学し、105キロ級を制した日大選手の力強い試技に衝撃を受けた。「日大で力を付けたい」。進路を決めた。
 当面の目標は大学記録の更新だが、その先に東京五輪出場を描く。「厳しい環境だが周囲に負けないよう自分の価値を見つけて伸ばしたい」。世界に挑む足掛かりを築く覚悟だ。

■学法石川駅伝男子 新天地で好走誓う
 自転車は渡辺歩選手の他、全国大会を制するなどした3人がさらなる高みを目指して次のステージに歩み出す。
 全国高校駅伝で3年連続入賞に貢献した学法石川男子の田母神一喜(17)=郡山市出身=、阿部弘輝(18)=須賀川市出身=、相沢晃(18)=同=の各選手は関東の強豪大学に進み、箱根駅伝などでの好走を誓う。
 バドミントンでインターハイ二冠に輝いた富岡の渡辺勇大選手(18)=東京都出身=ら東京五輪などに向けた県体協の「ふくしまから世界へ!『ふくしま夢アスリート』育成支援事業」の指定選手も大学、社会人などに活躍の場を移す。


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