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卒業証書に活用 広島「原爆の子の像」千羽鶴再生 大玉村 平和の尊さ かみしめて 幼稚園児、小中学生へ

折り鶴の再生紙で作られた証書を手にする渡辺校長(後列中央)ら

 大玉村は3月に巣立つ村内の幼稚園児と小中学生に、広島市の平和記念公園の「原爆の子の像」に納められた折り鶴を再生した修了・卒業証書を贈る。同公園の折り鶴の再生紙を卒業証書に活用するのは広島市以外で初めてだという。

 昨年8月に開かれた平和記念式典への村からの派遣団長として現地を訪れた渡辺康弘大玉中校長(55)が、千羽鶴の再生紙が広島市内の学校で卒業証書に活用されていると知った。原爆で甚大な被害を受けた広島市と平和への思いを共有しようと同市教委に連絡し、再生紙を委託製造している製紙工場を紹介された。平成22年から毎年、式典に児童生徒を派遣して千羽鶴を納めている村の取り組みを説明したところ、大玉村向けにも作ってもらえることになった。
 折り鶴に使われた折り紙の赤や青、黄色の色合いがかすかに残る証書は、村内の幼稚園2園の卒園式と小学校2校、中学校1校の卒業式で計246人に授与される。
 渡辺校長は「証書を手にした子どもたちが平和の尊さをかみしめるよう願っている」と話している。

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