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生徒らコンサート 4月から郡山駅 音楽で歓迎

コンサート会場となるJR郡山駅1階コンコース

 郡山市のJR郡山駅はふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)の後継事業として4月に始まるアフターDCに合わせ、駅構内で毎週末に市内の児童、生徒らのコンサートを開く。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から5年の節目に「楽都・郡山」らしい取り組みで玄関口を彩り、来訪者に街の魅力を伝える。

 コンサートは観光客らでにぎわう毎週土曜午後1時30分から1時間程度にわたり1階コンコースで開催する。毎回2~3団体が出演し、合唱や器楽アンサンブル、マーチングバンド、和太鼓など各団体の特徴を生かした多彩なステージを披露する。郡山駅は約30の小中学校や高校、社会人の団体に協力を求める方針だ。
 きっかけはクリスマスなどに不定期に実施した構内コンサートだった。足を止めてじっくりと聞き入る聴衆が多く、中にはうっすらと涙を浮かべる人もおり駅関係者が反響に感銘を受けて"定期公演"を決めた。
 開催期間はアフターDCが終了する6月までの予定だが、反応を見て継続を検討する。
 JR東日本仙台支社によると、駅で定期的にコンサートを開く例は「聞いたことがない」としている。
 小野昭一副駅長(52)は「訪れた人に『さすが楽都』と思ってもらえるような環境づくりに取り組みたい」と意欲的だ。
 出演校の練習が進んでいる。郡山市の安積黎明高合唱団は25日、全体練習に臨んだ。2年生の久保田菜々部長(17)は震災後に本格的に合唱を始めた。「歌うことで成長できた。明るい歌声で復興が進んでいることを伝えたい」と声を弾ませた。
 学校関係者は児童・生徒の意欲向上につながると期待する。市内にある帝京安積高和太鼓部は勇壮な音色を披露する予定。顧問の坂本雄一教諭(44)は「大勢の前で演奏する機会は生徒にとって大きな自信につながる」と取り組みを歓迎した。

カテゴリー:響く

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