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アート 驚く美しさ アフターDC開幕

写真展会場では「桃源郷」と称された花見山の景色を捉えた作品が並ぶ

 1日に開幕するアフターデスティネーションキャンペーン(アフターDC)では県内ゆかりの芸術や文学作品が観光客の心をとらえそうだ。福島市の福島銀行は本店を会場とした写真家の故秋山庄太郎さんの写真展を開く。「桃源郷」と表現し、花見山を全国に広めた作品を並べる。いわき市の草野心平記念文学館でも企画展を催し、県内の魅力を伝える。

■1日から故秋山庄太郎さん写真展 花見山の魅力満開 福島市
 福島銀行の写真展は「春爛漫!秋山庄太郎名作と花見山写真展」。作品が県内で公開されるのは東日本大震災後初となる。
 秋山氏の遺族が中心となって運営する秋山庄太郎写真芸術館(東京)が所蔵しているオリジナル写真を展示する。花見山に魅せられた秋山氏が約20年通って写した秀作、女優の故原節子さん、吉永小百合さんらをモデルにした作品など約50点を並べる。
 同行地域貢献室が中心となり昨年末から準備を進めてきた。本店入り口から地下の会場まで秋山作品を印刷した掛け軸などを飾った。31日、関係者と報道機関を対象に会場を公開した。
 森川英治社長(60)は「花見山の作品がここまで一堂に会した展示は今までにないはず。秋山氏が絶賛した風景をゆっくりと鑑賞してほしい」と話す。
 観覧は入場無料で期間は1日から30日。時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは同行 フリーダイヤル(0120)402940へ。
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 会場では、福島民報社と在英県人会「ロンドンしゃくなげ会」が呼び掛け、安倍晋三首相ら国内外の著名人が福島復興への願いを込めて絵付けした会津地方の民芸品「起き上がり小法師(こぼし)」も展示する。

■「新たな一面知って」 草野心平記念文学館企画展へ準備進む いわき
 「いわき市出身の詩人草野心平の人間的な部分を見てほしい」。同市の草野心平記念文学館主任学芸員の渡辺芳一さん(42)は31日、企画展開催に向けた準備を始めた。
 春の企画展はアフターDC期間中の16日から6月19日まで同館で開かれる。テーマは「草野心平の詩 青春無頼編」。カエルの詩人として全国的に知られるが、今回は県内外から訪れる観光客らに心平の側面も知ってもらいたいと企画した。苦しい生活の様子、繰り返す転職、野宿などに関する随筆、詩を展示する。
 渡辺さんらは約1年前から、約1400点にも上る心平の作品の中からテーマに合った作品を選ぶ作業を続けてきた。渡辺さんは「古里を愛した心平の新しい魅力に気付くはず」と開幕を楽しみに待っている。

カテゴリー:きれい

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