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「英国」の魅力発信 入社3年目高秀舞さん ブリティッシュヒルズ

ネーティブの同僚と打ち合わせをする高秀さん(右)

 天栄村のブリティッシュヒルズに勤める同村出身の高秀舞さん(24)は今年入社3年目を迎えた。「東日本大震災発生から5年が過ぎた。『パスポートのいらない英国』で、ドラマやアニメの舞台となっている施設の魅力を全国に発信して、風評被害を打ち破りたい」と意欲的に仕事に励む。
 高秀さんは学法石川高から作新学院大経営学部に進み、観光行政を専攻した。将来は「観光業に進みたい」と漠然と考えていた大学1年生の春休み、東日本大震災が発生した。東京電力福島第一原発事故と本県を襲った風評被害を目の当たりにして、観光業に就職という淡い希望は何としても達成すべき目標に変わった。「古里のために自分が役立てることはないか」。思い立ったのがブリティッシュヒルズへの就職だった。英語は得意ではなかったがいちかばちかで面接を受けた。笑顔と明るいキャラクターが評価され、採用された。
 現在は営業として施設のホームページやチラシの制作などに携わる。「ブリティッシュヒルズは語学研修施設の面だけが強調されがちですが宿泊施設としても一流。幅広い魅力を知ってほしい」。ドラマやアニメなどさまざまな媒体に登場する中世ヨーロッパ風建造物とそのたたずまいを、いかに多くの人々に知ってもらえるかに知恵を絞る。
 村内の中学生は異文化体験として毎年、施設を訪れるのが恒例だ。顔を紅潮させ、英語でネーティブに話し掛ける後輩の姿を見ると応援したくなる。失敗覚悟で挑戦し続ける自分の姿とどこか重なるからだ。長所を「たたかれても決してへこまない」ところという。「風評を一掃するまで自分の仕事は終わらない」と高秀さん。古里の再起を信じ今日も職場に立つ。

カテゴリー:なるほど

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