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女流囲碁トーナメント戦 謝三冠、青木八段決勝へ 6月17、18日に東山温泉

決勝進出を決め、健闘を誓い合う謝三冠(右)と青木八段

 第3回会津中央病院杯・女流囲碁トーナメント戦の本戦2日目は22日、会津若松市東山温泉の「今昔亭」で準決勝二局が打たれ、謝依旻(しぇい・いみん)三冠(26)と青木喜久代八段(47)が決勝進出を決めた。
 決勝は6月17、18の両日、今昔亭で2日制で行われ、両者とも初優勝を目指す。持ち時間は今回から1時間延びて6時間となる。優勝賞金は700万円。
 日本棋院の主催、温知会の協賛、関西棋院、福島民報社、囲碁将棋チャンネル、日本棋院県支部連合会の協力。
 準決勝の結果は次の通り。
青木八段(中押し)王景怡会津中央病院杯者
謝三冠(中押し)鈴木歩七段

■頂点目指し火花
 女流タイトル獲得数23で1位の謝三冠と、11で2位の青木八段。世代の異なる「女王」2人が会津の舞台で強さを見せた。
 謝三冠は準決勝で、形勢不利と見て最強手で踏ん張り、鈴木歩七段(32)を破った。「去年は決勝で負けて悔しい思いをしたが、得たものも多かった。2日制の対局は普段経験できず、今年は持ち時間が増えて6時間になるので楽しみ。一番勝負に全身全霊をかけて戦う」と誓った。プライベートでも訪れる大好きな会津での初タイトルに照準を合わせる。
 青木八段は連覇を狙う王景怡会津中央病院杯者(29)との戦いを制し、本戦初登場で決勝進出を決めた。次の相手は3月の女流名人戦で激闘の末、半目差で敗れた謝三冠。「"借り"を返したい。2日制で持ち時間が長いのでじっくり打つ」と語る。
 女流では最高段位で長年、第一線で活躍する。「勝てない時期もある。子育てが忙しい時期もある。諦めずにモチベーションを保ち続けることが大切」。重ねてきた勝負への思いを語った。

■橘高囲碁部員ら緊迫の対局見学
 準決勝の冒頭は一般に公開され、橘高囲碁部の生徒約20人が緊迫した対局の様子を見学した。
 生徒は指導碁にも参加し、浪江町ゆかりの宮崎龍太郎七段やNHK杯テレビ囲碁トーナメントの読み上げでおなじみの星合志保初段らから実践的なアドバイスを受けた。
 大盤解説会では対局を終えたばかりの謝三冠らに質問する場面も。解説者の小林覚九段は初心者でも理解できるよう、着手の意味を丁寧に説明した。囲碁部顧問で県高文連囲碁専門部専門委員長の鈴木仁孝教諭に対してもエールを送った。
 大河内渚部長(3年)はプロの対局を初めて目の当たりにし「張り詰めた空気と独特の緊張感がかっこ良かった」と声を弾ませた。

カテゴリー:なるほど

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