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川内で"一目ぼれ婚" 南相馬在住の渡辺友歩さん・景子さん夫妻 いわなの郷で挙式

ケーキ入刀する(右から)景子さん、友歩さん、遠藤村長

 川内村の「いわなの郷」で10月22日、南相馬市在住の渡辺友歩さん(25)=福島市出身=・景子さん(28)=石川町出身=夫妻が結婚式に臨んだ。村によると、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、川内村での挙式は初めて。地元住民らが会場設営や調理で協力し、招待客をもてなした。
 2人は職場の同期で、自然に囲まれた環境での結婚式を希望していた。景子さんが仕事でいわなの郷を訪れ、澄んだ空気と緑豊かな環境に「一目ぼれ」した。2人はいわなの郷体験交流館長の久保田稔さん(64)に協力を仰ぎ、村を挙げた支援が実現した。
 県内外から約100人が出席した。2人は神前で三三九度の杯を交わした。披露宴では村産の粉で打ったそばや村の祝いの席で提供される伝統の鶏料理「たたきの吸い物」などが並んだ。調理を担当した渡部セツ子さん(72)は「村でこんなににぎやかな結婚式が行われたのは数十年ぶり。自分の結婚式を思い出した」と笑顔を見せた。
 遠藤雄幸村長も出席し、一緒にケーキ入刀して祝った。景子さんは「村人でもない私たちを温かく迎えてくれ、立派な結婚式ができて幸せ」と涙を流した。友歩さんは「多くの招待客が村の魅力に気付いたはず。リピーターになって復興を応援してほしい」と語った。

カテゴリー:きれい

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