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万感のラストラン 千葉麻美選手 日本選手権リレーで2位

レース後、花束を手に笑顔を見せる千葉麻美選手(右)

 陸上女子400メートル日本記録保持者の千葉(旧姓丹野)麻美選手(31)=東邦銀行=は30日、横浜市の日産スタジアムで行われた日本選手権リレー女子1600メートルリレー決勝で引退レースに臨んだ。チームは2位に終わったが、「多くの人に支えられ、幸せをかみしめながら走ることができた」と感無量の表情を見せた。今後は東邦銀行に勤務しながら、同行陸上部を支援し、県内の子どもたちの指導に当たる。

 1走・武石この実選手(25)から1位でバトンを受けた千葉選手。序盤から持ち前のスピードを生かした走りで後続に差をつけると、そのままトップで3走・新宮美歩選手(24)につないだ。けがに苦しんだ今季だったが、右膝を痛めている影響を感じさせることなく、日本の第一人者としての走りを見せつけた。
 アンカーを務めた青木沙弥佳選手(29)とは福島大時代から切磋琢磨(せっさたくま)してきた。レース後には抱き合い、感謝の気持ちを伝えた。こぼれた涙を拭い、スタンドの声援に笑顔で応えた。
 平成20年の北京五輪では力走を見せたが4年前のロンドン五輪出場を逃し、引退を意識したという。だが、長女・美月ちゃん(5つ)にリオデジャネイロ五輪で走る姿を見せようと現役にこだわった。リオ出場はかなわず、この4年間を一区切りとして引退を決めた。「機会があれば子どもたちに指導したい。福島から世界を目標にやってきた。後輩には世界で活躍してほしい」とエールを送った。

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