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「郡山の風」表現 あさか野焼感謝込め制作

「郡山の風」をテーマにした「あさか野焼」を制作した志賀さん

 浪江町の大堀相馬焼岳堂窯の16代目窯元だった志賀喜宏さん(56)の「あさか野焼新作発表展示会」は11月27日まで郡山市のあさか野窯ギャラリーで開かれている。

 「郡山の風」をテーマに、郡山市日和田町の土を材料にした皿や湯飲みなど新作約100点が並ぶ。優しく、時に荒々しく街、山、樹木、草花に吹き付ける同市の風をイメージした。市内の粘土は鉄分が多く、焼成すると焦げ茶色になる。今回は粘土の粒子を細かくせず、素朴な土味を感じる作品となっている。
 志賀さんは東京電力福島第一原発事故に伴い、浪江町から田村、二本松、本宮の各市に避難した後、郡山市に移り住んだ。避難生活が続き、一時は制作活動を諦めかけた。郡山市民との交流が深まるにつれ、「新しい古里・郡山の人に愛される焼き物を作りたい」との思いが強くなったという。
 歴代の窯元が受け継いだ伝統の技術を生かしながら独自の作品を残そうと発起した。志賀さんは「郡山への感謝を込めて制作した。手にとって郡山の魅力を感じてほしい」と呼び掛けている。
 時間は午前9時から午後6時まで。問い合わせはあさか野窯 電話024(973)6320へ。

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